昭和のラブホテルの主役「回転ベッド」の誕生秘話や消えてしまった理由について

最近のラブホテルはコンセプトやサービスをメインにしているものが主流ですが、昭和のころは内装に凝ったデザインがメインでした。
今回は、昭和のラブホテルを代表する回転ベッドとその誕生秘話などについてご紹介いたします。回転ベッドにお世話になった方々は当時を振り返りながらご覧ください。
目次
ラブホテルといえば「回転ベッド」
ラブホテルと聞くと「回転ベッド」を思い浮かべる方もいるのではないでしょうか。そう、かつてラブホテルには回転ベッドという画期的な設備が人気だったのです。
回転ベッドとは
回転ベッドとは、文字通り「回転するベッド」のこと。スイッチを入れると、360度ぐるっと回っていきます。ゆっくりと回転するためベッドの上からの景色も変化。ただ回るだけではなく、高さを調節できたり振動したりするものもあり、いずれも非日常を味わうことができます。
回転ベッド誕生秘話
1960年代後半に誕生した回転ベッド。考案者は「亜美伊新」という、日本全国で1,600棟ものラブホテルを設計・プロデュースしたラブホテル業界の巨匠ともいえる人物です。回転ベッドは「劇場の回り舞台」がヒントとなって生まれました。
舞台が回っているときはクライマックスで、役者にとっては「視線が集まっている」という最高の状況だったのです。それをヒントに、女性の「見られている」という緊張感と快感を引き出すために、回転ベッドと鏡張りが誕生しました。
普通のベッドとの違い
回転ベッドでは、周囲が「鏡張り」になっていたことから、あらゆる角度から自分たちのプレイを見ることができます。また、ベッド自体がとても大きく、回転させるために「円形」になっているのがポイント。普通のベッドや普通の部屋では体験できない、まさに非日常の光景です。
回転ベッドが消えた理由
1970年代に人気を集めた回転ベッドですが、1985年の「風営法」の変更により制限がかけられました。「ベッドから転落する危険がある」という理由で廃止されましたが、当時から回転ベッドのある既存店では今でも利用できます。
回転ベッド以外の懐かしい設備
昭和時代のラブホテルには、回転ベッド以外に変わった設備がたくさんありました。なかでも以下の4つの設備は印象的です。
鏡張り
回転ベッドと同じく1970年代に人気を集めた「鏡張り」。回転ベッドと併用されることが多く、当時は回転ベッド=鏡張りの部屋、とったイメージが強くありました。風営法が新しくなって以降は、部屋に置ける鏡の面積が制限され、今では鏡張りはほとんど見られなくなっています。
特殊ベッド
一風変わった形をした「特殊ベッド」も昭和時代に流行りました。回転ベッドも特殊ベッドに含まれますが、その他にもスペースシャトルを模したベッドや、かわいい動物の形のベッドなど多種多様です。
遊具
なかには部屋に「遊具」を置いているラブホテルもありました。当時、高度経済成長期だった日本。アトラクション施設も流行していたこともあり、メリーゴーランドやコーヒーカップ、ウォータースライダー、ブランコなどを部屋に設置するホテルも珍しくありませんでした。今なお遊具が残っているホテルも存在します。
エアシューター
当時、精算機として「エアシューター」が利用されていました。カプセルにお金を入れて、空気圧の力でフロントまで送り込む仕組みになっています。このエアシューターを使うことで、ホテル内で誰とも会わずにホテルをチェックアウトできたのです。
実家にありそうなアイテム
いかにも重たそうなガラス製の灰皿や温かいお茶が淹れられる急須セットなど「いかにも実家にありそう」といったアイテムも、現代では珍しい代物と言えるでしょう。時代のギャップを感じるといった意味では、非日常的な空間を演出するアイテムともいえるかもしれません。
マッチ
加熱式タバコの登場により使う機会が減ったマッチ。ホテル名が載っているなど、趣のある見た目はインパクト大。防火のため、使用前にフロントに声をかけなければ使えないというホテルもあります。
カップルズで検索!回転ベッドがあるラブホテル
それでは最後に、「回転ベッドのあるラブホテル」をいくつかご紹介します。
- 茨木 ラブホテル ホテル イエスウィキャン茨木(Yes We Can)
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ホテル エレガンス
兵庫県は宝塚市にあるラブホテルです。全室に「ソープマット」が完備されており、回転ベッドのある部屋からジェッドバスが完備された部屋までさまざまな部屋が揃っています。また、アメニティやサービスも充実。バスローブとカールドライヤーの完備、さらにはケーキやドリンクのプレゼントもおこなっている、至れり尽くせりなホテルといえるでしょう。
- 住所
- 兵庫県宝塚市湯本町5-25
- TEL
- 0797-86-0605
- 料金
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- 宿泊8,800円 ~ 11,000円
- 休憩3,300円 ~ 5,170円
- サービスタイム4,400円 ~ 7,260円
- 最寄
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- 阪急電鉄 / 阪急宝塚本線 宝塚駅 -- 徒歩7分
- 中国自動車道 / 宝塚IC -- 車15分
まとめ
現在では昭和の遺産と化した「回転ベッド」ですが、流行していた当時はラブホテルの代名詞と言えるほど大人気でした。現代で大流行の設備やサービスも、時代が過ぎると「○○の遺産」と呼ばれる日がくるかもしれませんね。
現在人気のラブホテルは設備よりもコンセプトやアメニティといったサービス面の充実が図られる傾向にあります。「最先端のラブホテル情報をいち早くチェックしたい!」という時は、カップルズのトップページにあるフリーワード検索をご利用ください。
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- 更新日: 2021/1/25
※この記事は、2021年01月時点の情報をもとに作成しております。情報内容は変更される可能性がございますので、ご了承ください。