ラブホ潜入調査 WATER HOTEL S 国立

早速ですが問題です。

先日、平日にとあるラブホテルを休憩と宿泊で利用しました。

ルームサービスでパスタ2皿、ポテト、お蕎⻨、サラダ、シャンパンを注文しました。

私の会計はいくらだったでしょう?

ちなみにシャンパンの料金は4500円です

って思いますよね?

レビューの後にもう1度同じ質問をするので料金を予想しながらレビューを読んでみて下さい。

というわけで今回お邪魔したのは「WATER HOTEL S」で御座います。

東京都国立市です......が国立市の中でもかなりアクセスは悪い場所にあります。

最寄駅は谷保駅。国立市の中でもかなりマイナーな駅に分類されます。

さらにその駅からですら徒歩16分。近くにはコンビニすら無し。

事実上電車での来店はかなり困難と言わざるを得ません。

そのためお客様のほとんどが車で来店されるのですがここでちょっと驚くべきことがあります。

国立市は多摩ナンバーと八王子ナンバーがほとんどなのですが

私が利用した時に駐車場にあった車は「世田谷」「品川」あたりのナンバーがほとんどだったんです。

例えば品川区役所からWATER HOTEL Sに車で行こうと思ったら、高速道路を使っても片道45分

それだけ時間がかかるのに、それでもなお、都心部からお客様がいらっしゃるラブホテルなのです。

そういうことです。

むしろ真逆ですよ

おそらく料金は東京で1番高いです。

例えば今回私が利用したお部屋は平日でも18,000円。

違う違う

18,000円は休憩の料金です。

ちなみに宿泊は平日で32,000円です。週末なら37,000円です。

ちなみに池袋で1番高いラブホテルの料金が土曜日の宿泊で18,000円ですので、その倍以上。

新宿や渋谷のような都心でもない。それどころか国立駅から車で15分以上。最寄りの谷保駅からですら徒歩16分の立地条件でこれだけの値段。

それでもなお、お客様が集まるお部屋ってどんなお部屋か気になりませんか?

今回私が利用したのは602号室。フォーシーズンズスイートと呼ばれるお部屋です。

潜入取材ですから

さて、お部屋は非常に広くて豪華だったのですが、口で言ってもなかなか伝わりませんね。実際の写真をご覧頂きましょう。

その広さ何と150m²以上!

一般的なビジネスホテルのシングルルームが15m²くらいですから、その10倍もお部屋が広いんです。

お部屋だけでもこれだけ広いのですが、さらにテラスが凄いんです。

南国の高級リゾートホテルと比較しても何の遜色もないレベルだと思いませんか?

そしてテラスには当然のように露天風呂があります。

もちろんお部屋の中にもお風呂があるのですが......

お風呂が広すぎてパノラマ写真でないと入りませんでした......

さらにラブホテルに絶対に欠かせないベッドもすごく良かったです

マットレスはフランスベッド。普通のマットレスの2、3倍はする高級なものです。

マットレスでそんなに寝心地って変わるの?とお思いになる方も多いと思いますが、全然違いましたね。

マットレスに包まれている感じがするんです。

普通のマットレスが「マットレスの上」で寝ているとすれば、高級なマットレスは「マットレスの中」で寝ているような感覚がしましたね。

マットレスが体の形にぴったりフィットして、少しも体勢が辛くない。

普段、私は大体7時間睡眠なんです。

でもこの日は翌日の予定の関係で3時間半くらいしか眠れなかったのですが

7時間寝たときよりも目覚めが良かったのは間違いありません。マットレスの違いでこんなに睡眠の質が変わるとは思いませんでした。

さらに意外と見落としがちなのがエントランスです。

ラブホテルに入る時、最初に目にするのはお部屋ではなくエントランスです。

ここが汚かったり古かったりすると、テンションがただ下がりになってしまいますからね。

というわけでWATER HOTEL Sのエントランスがこちら。

クリスマスシーズンということでツリーが飾ってあったのですが......

わからん......

しかしここまでエントランスに力を入れているラブホテルはそうそうありません。都内ナンバー1を自負するだけのことはあるでしょう。

恒例のアメニティ写真はこんな感じ

手前にあるDHCのソープ類のセットが今回のオススメです

品質もさることながら、何よりもきちんと箱詰めされている高級感が嬉しいですね。

話は変わるのですが、任天堂って知っていますか?

それそれ

それでは任天堂が昔ラブホテルを経営していたっていうことは?

任天堂は昔ラブホテル経営をしていたのです。上手くいかなくて撤退したようですが、Wikipediaにも書いてある事実です。

実はこういう事例は任天堂に限った話ではなく、本業がある会社が多角経営の一環としてラブホテル運営をする例は結構あるのです。

というわけで問題です。

WATER HOTEL Sを運営している会社は元々何屋さんだったでしょう?

違います。

正解はお寿司屋さんとお蕎麦屋さん。

そうですね。でもそれがWATER HOTEL Sの最大の武器になっているんですよ?

考えてもみてください。元高級寿司屋・蕎麦屋がラブホテル経営をしているんです。

ルームサービスの質が普通のホテルとは比較になりません。

というわけでメニューがこちら

高級レストランのメニューに並んでいても何の違和感もないですよ

料金は最後の楽しみにしておいて下さい。絶対にびっくりしますから。

今回私が注文したのは中央の「フランス産キャビアと生うにのペペロンチーノ」と「カナダ産オマール海老のトマトクリームパスタ」

それと骨付きラムチョップのグリルと黒豚と九条ネギのつけ蕎麦。それとサラダです。

お部屋まではこんな感じで届けて貰えます

そして料理をお部屋に並べるとこんな感じ

料理を順番に紹介いたしましょう。

まず手前にあるのが「黒豚と九条ネギのつけ蕎麦」

さすがは元お蕎麦屋さんなだけのことはあり、お蕎麦の出来は非常に良かったです。

そしてこのつけ汁

何だか感覚が麻痺しそうなのですが、ネギは九条ネギ、豚は鹿児島産の黒豚を使用。

この黒豚ですが、本来ならステーキで使うような黒豚なのですが、それをお蕎⻨のつけ汁にふんだんに使用しています。

次に生うにとキャビアのペペロンチーノ

こういう綺麗に盛り付けがされたパスタを食べるときにいつも思うんですよ。

食べるためにはかき混ぜないといけないけど、せっかく綺麗に盛り付けて頂いたパスタをかき混ぜるのは忍びないなぁ......って。

フランス産のキャビアと生うに

さらにこのパスタに使われている麺は京都のイル・ギオットーネなどの数々の高級レストランで使用されている淡路製麺のもの。

全ての食材に拘った最高級のパスタ......なのですがここで問題です。

この「生うにとキャビアのペペロンチーノ」のお値段は一体いくらでしょうか?

ちなみにこのペペロンチーノには自家製バケットも付いてきます。

5000円

パスタ1皿で5000円です

まじまじ

いえ、それは違いますよ。

さっき写真の端に何となく写っていた

このキャビアなのですが

このキャビアを楽天で買うと4000円くらいします。

このキャビアだけでも、普通に買うと4000円くらいするんですよ。
https://item.rakuten.co.jp/hi-syokuzaishitu/french-caviar18g/

それに加えて生うにのソース。さらに麺も普通の麺の数倍の値段はする淡路製麺のものを使っているので、5000円でも全然利益が出ないんです。

さらにWATER HOTEL Sのキッチンには24時間365日調理師免許を持ったスタッフが交代で勤務しています。

こんなラブホテルは日本でもここくらいなものでしょう。

というわけで今回のお会計は......

65,780円 でした!

まぁ今回はわざと料金が高くなるように早めの時間からチェックインしましたが、普通に利用する場合でも5万円くらいは用意しておいたほうが良いでしょう。

WATER HOTEL Sを利用するのであればルームサービスは絶対にオススメです。

あのルームサービスは絶対に食べたほうがいい。

もちろんお部屋もすごく広くて綺麗ですし、豪華さに関して言えば間違いなく都内で随一でしょう。

ですが如何せん値段が半端ないですからね......値段以上のクオリティであることは間違いありませんが......

ですので「いつかは行きたい憧れのホテル」くらいの認識で問題ないと思います。宝くじが当たったり、大きな臨時収入があった時などに利用したいホテルとお考え頂ければ幸いです。

あと気になる女性がいる方はホームページを見て「すごーい、行ってみたいねー」と盛り上がるために使うのも良いでしょう。

ホテル自体がめちゃくちゃ綺麗なので、話が盛り上がること間違いなしです。